3部
・子どもの情景 Op.15 Kinderszenen Op. 15[R.Schumann]
1. 見知らぬ国と人々について Von fremden Ländern und Menschen
2. 不思議なお話 Kuriose Geschichte
3. 鬼ごっこ Hasche-Mann
4. おねだりする子ども Bittendes Kind
5. 満ち足りた幸せ Glückes genug
6. 重大な出来事 Wichtige Begebenheit
7. トロイメライ Träumerei
8. 炉端で Am Kamin
9. 木馬の騎士 Ritter vom Steckenpferd
10. むきになって Fast zu ernst
11. 怖がらせ Fürchtenmachen
12. 眠る子ども Kind im Einschlummern
13. 詩人は語る Der Dichter spricht
◆曲紹介・思い
シューマンのピアノ独奏曲の中で最もポピュラーなこの作品は、それぞれ標題のついた13の小品からなる。またこの曲集は「子供」というタイトルがついているが、必ずしも子供が簡単に演奏できるといった曲ではなく、大人が見た子供の日常の様子を精密に綴ったもので、シューマンの描写力と表現力の並々ならぬ才能が発揮された傑作の筆頭である。
……
寝るだけだった世界は寝返りを覚え、地を這い、はいはいしたと思えば、立ち上がってすたすたと歩くようになり、一生懸命お話してくれる。同じ目線に立ってみてもその一部さえ感じ取れない私は、随分年をとったのだ。貴女が見ている世界は楽しいものであるだろう。
娘はあっという間に1歳になった。